2025年12月7日。湘南国際マラソンが開催されました。
運動にまったく縁のない私が、わけあってこの大会にエントリーしたのが、8ヶ月前。
本日無事、完走が叶いました!
今日という日を忘れぬよう、生まれたての子鹿のように全く足が動かない大会直後の今うちに、激動の一日を書き記します!
(▼挑戦のまとめはnote記事をご覧ください)

1. はじめに:私は「走れない側」の人間でした
まず私のスペックを紹介します。
・30代
・女性
・運動経験ほぼなし
エントリー直後の8ヶ月前の私は、ジムのランニングマシンで1kmすら走れない超運動不足でした。
「今日は15分走るぞ!」と走り始めても、7分くらいでマシンをおりてしまう意志も弱い人間でした。
マラソンどころか、ランニング初心者どころか、運動初心者です。
健康のために運動が必要だなんてわかっているけれど、続いた試しがありませんでした。
しかし30代になり中年太りを感じてきたため、「このままではいかん!なにか大きく環境を変えなければ、運動しない人間のまま太り続けてしまう!」という思いがありました。
そんなとき、いいアイデアをもらいました。
それが、フルマラソンという大きな挑戦を掲げることでした。
フルマラソンは、3日努力したくらいじゃ叶いません。
「三日坊主で継続できない」「努力できない自分」という自己イメージを払拭するには、トレーニングを継続する絶対的な理由が必要でした。
エントリーしてから、私はこの挑戦を周囲に話しまくりました。
逃げ場をなくすためです!
これで完走できなかったら、超はずかしいです!
そして今、私は完走した報告を、嬉々として報告しまくっています。
2. スタートラインに立つまで:不安だらけの朝
2週間前。
「当日、雨ふらないかな」そう思っていました。
ぶっちゃけ、中止になってくれという思いすらありました。
大事な9月10月という期間を満足に過ごせず、準備が足りていないと感じていたからです。
でも天気予報はずっと晴れマークのままでした。
不安のまま当日はやってきます。
本当は一緒に走る予定の方がいたのですが、家庭の事情により不参加に。
ひとり参加で会場に向かいます。
起床は5:00。
まずは200mlの白湯。
私は時間に全く余裕のない、関門との戦いの計画でした。
大きなロスになるトイレ休憩は絶対に入れたくありませんでした。
前日は21:00以降は水分を取らず、当日の朝の水分補給は最低限に。
ChatGPT様に「200mlまでにしとけ」と言われたのでそのまま従ってみました。
結果、途中でトイレに行きたくなることは全くなかったです!
続いて朝食。
ランニング中にお腹が空くと集中力が皆無になる性格なので、絶対に途中で空腹を感じないよう、いつもより大盛りのごはん(170g)+卵2個+納豆という大盛り卵かけ納豆ご飯(大好物)をかき込みます。
出発前にバナナを1本追加。
いっぱい食べました!
6:00頃発の電車で出発。
まだ月の明るい時間帯でした。
こんな時間なのに駅のホームには、一般人に扮した、隠せていないランナーシューズの人たちでいっぱい。
「この人もあの人もランナーだろうなぁ」とニヤニヤしながら足首を回しつつ電車を待っていたら。
「うっそでしょ」
思わず笑ってしまう光景の電車が到着しました。
早朝とは思えぬ、満員電車でした。
「降りる人がいまーす!」「道を開けてくださーい!」
ランナーでぎゅうぎゅうの車内に、助け合いの声が響いていました。
さすがスポーツマンシップ。こんなに満員なのに治安がいい。
でもこの電車を逃すと準備時間に間に合わないランナーたちに「次の電車を利用する」という選択肢はありません。
鍛えた筋肉でぎゅうぎゅうに押し込まれながら、地獄の満員電車に揺られました。斜めの姿勢を維持しないといけない体勢だったので、本気で足首を痛めそうになりました。

二宮駅に到着!6:30頃でした。
トイレを通りがかると、男子トイレは長蛇の列。でも女子トイレは空いていました。
参加者の男女比率は男性が多いのでしょう。ちょっと珍しい光景だなと思いました。
駅からは無料シャトルバスなども出ていたのですが、1時間待ちのレベルで混むという事前情報があったので、ウォーミングアップがてら40分ほど歩いて会場に向かいました。
同じような人はたくさんいたので、彼らについていくだけで道に迷わず済みました。
朝から寒そうに会場案内の看板を持ち、早朝の冷え込みにじっと耐えるスタッフさんに心の中で敬礼。
道中は大会の旗や、「いってらっしゃーい!」とランナーに声をかける地元の皆さんに囲まれ、早くもお祭り気分。
お行儀が悪いなと思いつつ、歩きながら羊羹を2つ食べ、ゼリー飲料を一つ飲みました。
とにかく事前にたくさん食べる!
エネルギー補給も作戦でした。
羊羹2個食いは、自分が甘いもの好きでよかったなと思いましたね。嫌いだったら辛いでしょうね。
マラソンの補給はジェルを筆頭に甘い味ばかり。甘いのが嫌いな人って補給どうしてるんだろう…
会場までの道中はあっという間に感じられましたが、駅からシャトルバス乗り場までの混雑に徒歩派の人たちも巻きこまれたため、想定40分で着くところ、会場までは1時間弱かかりました。
体はあったまったから、まあいっか。
会場に到着したのは7:25。
いきなりフィニッシュゲートがお出迎え。
絶対にこれをくぐるのだ、と思わされました。

会場に入り、混雑する人の波に流され適当に向かうと、まず待っていたのはトイレへの長蛇の列。
整列開始は8:00。
この時すでに7:30で、着替えもしないといけません。
私が走るGグループのスタートは実質9:20なのですが、早く並べばグループの前の方に行けて、ちょっとロスタイムが減ります。
なんとなく今行くべきと思い、着替えより先にトイレに行きました。
これが正解でした。その後、どのトイレの列も長くなる一方だったからです。
それでも、10分強待ったかな。
着替えスペースに直行。簡易テントでした。
そこに辿り着くまでも大行列で、着替え始められたのは整列開始の8:00でした。
本当は8:00ぴったりに並びたかったので、急いで準備。
関門ギリギリを狙う私にとって、少しのタイムロスも致命的です。
着替えて、専用の袋につめた荷物を係の人に渡して、整列エリアへ。
エントリー時に申告した、走力ごとに分けられたグループごとに整列します。
私は一番遅いグループである「Gグループ」。
並べたのは8:30頃でした。
Gグループの、中間よりちょっと前だったかな?という位置でした。ひと安心。
スタート直前
この日は快晴で、マラソンにしては高い気温(最高16度)スタート時は10度くらい。
この時点の服装は、レース用の半袖&7部丈パンツと、待機用に追加でアームウォーマーと100均のレインコートです。
暖かそうだったので、もう一枚用意していた薄手の長袖の羽織は使わず、荷物置き場に置いてきました。
日差しがポカポカすぎて、アームウォーマーとレインコートすら不要になり、レース直前に脱ぎました。
Clean Start Planを申し込んでいたので、専用の袋につめて、スタート直前に設置されていた回収ボックスに放り込みました。
回収ボックスを見つけられなかったらどうしようという不安がありましたが、運良く見つけました。混んでいて視界が悪かったので、本当に運良くって感じでした。
レース前の回収ボックスを逃しても、その後も3箇所くらい回収ボックスがあったので、そのうちどこかには入れられたと思いますが、早いうちに軽くなれてよかったです!
参考記事:Clean Start Plan 思ったより小さかった袋。特典の巾着かと思った。危うく問い合わせそうになった。
レース開始は、静かなものでした。
9:00になり、遠くで拍手が聞こえました。
「あ、はじまった……?」とざわめくGグループのみなさん。
きっと盛り上がる放送や号砲があったんでしょうが、遥か遠くのGグループには聞こえませんでした。
Gグループがスタート地点につけたのは、9:18くらいだったと思います。
推定20分後と聞いており、もっと遅くなる覚悟もしていたので、ちょっと早くてラッキーでした。
レースには関門が9箇所あります。
各関門を何分までに到達しないとレース脱落、というものです。
湘南国際マラソンの競技時間は9:00から15:30まで。
一見すると6時間30分以内で完走すればいいように見えますが、Gグループの出発は9:20なので、6時間10分以内で完走しないといけない、というのが正しい見方です。
それに加えて、関門の制限時間もあるのです。
ここ初心者が間違えやすいポイントだと思います。
グロスタイムとネットタイムっていうらしいです。
私は最初、6時間30分以内の完走だと思っていたので、これを知った時めっちゃ焦りました。
「え?もうスタートしたの?」「スタート地点どこ?」
周囲からそんな話し声が聞こえながら、まだスタートしていないのに列が小走りになってきました。

スタート地点は物見台のような建造物で、スタッフさんに見送られました。
シューズにはチップを取り付けます。
スタート地点やゴール地点、関門にはカーペットのようなものが敷かれていて、通る(踏む)と電子音がしたため、これでタイムや不正防止をチェックしてるのかなと思いました。

前半5キロ
予定では、最初は遅すぎるくらいゆっくり入る、という計画でした。
最初に心拍数を上げてしまうと、その後下がりにくいからです。
予定では、キロ8分30秒ペースで、心拍数140以下でいくつもりでした。
実際は、2キロ目でキロ8分ペースで、心拍数154でした。
「あ、終わった」と思いましたね。
調子がいい日はキロ7分台でも心拍数145くらいのときもあったのに。
理由は、笑ってしまったからだと思われます。
沿道の声援が面白くて、いちいちリアクションをとっていたら呼吸のリズムが死にました。
「ラスト42kmー!!まだ諦める時間じゃない!足動いてるよ!!」
スタート直後に笑わせてくるおっちゃん。
「じゃーんけーんぽーん!!」
ランナーにじゃんけんしかけてくる若者。
「バーンして!!きゃー!!!」
アイドルうちわ振り回してるギャル達。
沿道の皆さんの応援慣れがすごかった。
こんなにランナーいじってくるの!?
楽しくなっちゃったのだけど、この心拍数はマズすぎるので、なんとか無視しようと頑張ってました(笑)
沿道の声援は力になると言いますが、まさかマイナス効果もあるとは。
あと最初は流れが速くて、つられやすかったです。
Gグループの中にも、キロ7やそれ以上で走れる速い人も混ざっています。
ランニングウォッチを見ながら、「だめだ速すぎる、まだ速すぎる」って抑えるのは大変でした。
ビュンビュン追い抜かれました。それは綺麗な光景でした。映画とかの、時の流れの演出みたいで。
最初はずっと目の前がプーさんの仮装をしたランナーさんで。
「プーさんがんばれー」ってたくさん言われてて羨ましかったです。
マリオもヨッシーもピカチュウも、「ポウッ!」って言いながら走り去っていく煌びやか衣装のマイケル・ジャクソンもいました。おもしろすぎるだろ。
周囲には、スタッフさんも走っていました。
走りながらゴミ回収してくれるエコランナーさん。
周囲に声援を飛ばしまくる応援ランナーさん。
メディカルランナーさんも見かけました。
ペースランナーさん?
Gグループにはいないんだな。
Fグループまでしかついてなかったようです。
6km〜21km
前半5キロは抑える作戦は大失敗。
心拍数もマラソンの数字じゃないまま開始となりました。
6kmから30kmまでキロ8分10秒で淡々と進むという、机上の空論という名の計画でしたが、これも失敗でした。
ちょっとスピード上げるつもりが気づくとキロ7分50秒〜8分になってしまうという、これまた想定より早いペースとなりました。
本当に!序盤でペース落とすの難しいです!!
しかも話には聞いてたけど、序盤のコースが下り坂ぎみで。
6kmから21kmまでは、キロ8前後で巡航しました。
心拍数は高いけど、なんか楽に走れちゃってるからいいか、と。
これが本当によくない思考なのは分かってたんですけどね。
私の場合、練習で気持ちが切れやすいのは15km付近でした。
止まりたくなっちゃって、練習でも20km走るつもりだったけど、今日は15kmでいいや、となることもありました。
実は今回もその気持ちは芽生えましたが、耐えられました。
周りのランナーさん達が頑張っているからです。
すごく引っ張ってもらったなぁと感じました。
途中でドーナツの補給をゲット!

折り返してしばらくして、ランナー回収のバスとすれ違いました。
関門の制限時間に間に合わなかったランナーはあのバスに乗ることになります。
あのバスに追いつかれたら脱落です。
絶対乗らないぞと思いながら写真をパシャリ。
良かったのは、ここまででした。

22km〜
ここからペースが落ちていきます。
計画では、30kmまでは頑張る。
31kmからは少しペースが落ちてもOK。
そんな予定だったのですが。
ここから歩く時間が出てきます。
最初に歩いたタイミングが22kmでした。
前半飛ばした貯金により、個人的に最初の鬼門だった第4関門(19.2km地点)が想定より少し早く抜けられたことに甘えました。
ちょっと歩いてもよくね?と。
ちょっとで済むはずがないんです。
気持ちが切れ始めました。
なにより、折り返し地点(19km地点)をすぎたあたりから、右足に痛みが発生…!
体重をかけるとズキッとする感覚には覚えがありました。
1ヶ月前に悩まされた怪我と同じやつ…!
お尻の筋肉の過緊張による、股関節周辺への痛みです。
かばってたら右足首の横側も痛くなるし、25kmあたりでは呼吸筋(胸)も痛くて。
止まりたい!!止まりたすぎる!!
そんなとき、沿道から声が飛んできました。
「疲れてるのも、痛いのも、ぜーんぶ気のせい!!!」
そっかぁ、この痛みは気のせいなんだね。
なーんだ、よかったぁ。
どう考えても痛いのを、無視することにしました。
経験者さんから事前に話を聞いた時、彼は必ず痛み止めを持っていくのだと言っていました。
でも、痛み止めはChatGPTに持ち物リスト見せとき怒られたからやめました。
「そんな危ないことしちゃいかん!」と。
でもこのときは全身が痛くて、切実に痛み止めがほしかったです。
山王戦のラストの桜木花道みたいでした。今さえ動ければいいって気持ち。
良くないですね〜
25km付近から、周囲がゾンビだらけになってきました。
走ってる人より歩いてる人の方が多い状況。
私が走る関門ギリギリのラインは、このレースの最後尾。
それを突きつけられるように、一部の補給コーナーではスポーツドリンクが完売して水だけになっていたり、スタッフさんがすでに片付けをはじめていました。
辿り着いた頃にはすでに完売の補給コーナーもありました。落ちて踏み砕かれたチョコの残骸を見ながら、遅い自分が悪いのだと最愛のチョコレートに想いを馳せました。
フルマラソンの楽しみは補給コーナーだと経験者から聞いていましたが、最後尾だとこうなるそうです。
そもそも、このあたりからは固形物を受け付けなくなってきました。
そんな余裕なかったです。
ジェルやタブレットなど持参していましたし、応援ランナーさんが周囲に飴を配っていましたが、とても食べる余裕がありませんでした。これ以上呼吸を見出したら止まる!そんな状態でした。水だけかろうじて飲んでました。
このとき私の頭の中にあったのは、今日の私の合言葉。
「私は今日完走して、人生を変える!」
気力だけで前に進んでいました。
28km地点の第6関門までは踏ん張りましたが、分かりやすく30kmからキロ9分ペースになりました。
ここで前半の貯金がゼロになっていきます。
最大のドラマ、第7関門〜第8関門
30km以降は最大の難所である、第7関門、第8関門が待っています。
第6関門を突破した安心感で、第7関門までの距離は歩く時間が長くなってしまいました。
関門時間と今の時間と自分の走力を計算して、何分まで休めるか(歩けるか)、ランニングウォッチとにらめっこしつづけました。なお暗算なんてできないので、これもChatGPT頼りです。ChatGPT様はレース中ずっと私専用応援団でした。マジで助かった。
歩きと走りと関門ダッシュで、心拍数、ペース管理とか言ってる余裕なかったです。
フルマラソン慣れしてるお仲間さんから「30km以降の極限状態を楽しんできてください★」と言われていましたが、マジでした。
冗談抜きで、自分が今歩いているのか走っているのか、わからない瞬間がありました。
「そろそろ休むのやめて走らなきゃ、あれ…今私、走ってる」ってなりました。怖すぎる。
第7関門は3分前通過。制限時間ギリギリでした。
応援ランナーという、走りながら周囲を鼓舞してくれるスタッフさんがいるのですが、「あと5分!」「まだ間に合う!」とずっと言ってくれてました。
第7関門が鬼門なのは知っていました。
事前の計画でも、猶予がとれても数分だったので。
だからこそ、第7関門いけたなら絶対完走したい!という気持ちが強くなりました。
そして第7関門を超えた直後も「安心しないでペース維持して!」「第8関門は一番区間ペースが厳しいところです!」「余裕ないです!」「なるべく歩かないで走って!」と応援ランナーさん達が危機感を煽り続けてくれました。
第8関門は私のレースのハイライトでした。
なんと制限時間1分前通過。
テレビで見る駅伝みたいなスリルとドラマがありました。
もしこの関門が通れなかったら、甲子園でエラーした夢を見つづける元甲子園球児たちのように、目の前で関門が閉まるトラウマを持つんだろうなと恐怖しました。
もうスタッフさん達が絶叫してましたね!笑
「あと800m!」「あと5分!」「300m!!」「いける!!!」みたいな。
熱かったなぁ。私も、もはやダッシュでした。
心拍数?180をこえてましたよ。
なにが145以下キープだ。

第8関門を突破した直後、私は歩き休憩しながらChatGPTに相談しました。
第9関門までは、どのペースでいけばよいか。しばらく歩いてよいか。
ChatGPTは答えました。
「歩いたら間に合わん。キロ9でいいから、走れ」
その通りでした。
でも応援ランナーさん達は周囲にこう声がけしていました。
「第9関門超えたらあとは惰性で大丈夫!!!」
惰性で大丈夫、って…笑
そうなんです。第9関門(40km地点)を超えたらあとはゴール。
競技制限時間の15:30まで余裕がある区画なのです。
だから実質、第9関門がゴールだったんです。
これで終わりだからと自分に言い聞かせ、キロ9でなんとか走り切り、第9関門は制限時間の4分前に通過。
ちょっと余裕があったので、ここまで一度も使っていなかったマイカップを使っておこうと思い、スポーツドリンクを補給。手がベタベタになり後悔しました。
私の場合はマイボトルだけで大丈夫でした。
この時点で完走を確信。
ゆっくり歩いていても間に合うからです。
完走報告をLINEしたい気持ちをぐっとおさえ、残り2kmは、少しも走ることなく歩ききりました笑
中盤でもらったけど固形物を受け付けなくて食べていなかったミニドーナツを頬張りながら。
たっぷり6時間かけてゴールに辿り着きました。
ゴール直後、待ち構えていたスタッフさんに完走メダルをもらいました。
完走しましたパネルを借りて撮影。
超浮かれてました。浮かれもしますよ!完走したんです!



荷物を受け取り、着替える頃には「この会場は16:00で終了です。速やかに着替えてください」というアナウンスが。関門ギリギリ民には余韻も許されません。
会場には出店もいろいろ出ていたものの、まるで回れずイベントは終了時間となりました。
帰路はバスを使いました。
超混雑すると聞いていたので、本当は行きと同様に歩くつもりでした。
でも痛みを押して走った弊害で、右膝を動かすと激痛が。走ってる時はアドレナリンの影響か、そこまで痛くなかったんですが。とてもじゃないけど徒歩で40分の道とか絶対に無理でした。
周囲を見ると、私みたいに足引きずってる人はいっぱいいました。お疲れ様です。
完走報告のLINEをばら撒きながら、1時間ほど長蛇の列を並んでバスで駅へ。
駅の階段で、下り階段が痛すぎて一段ずつしかおりられず、後ろの人にすごく迷惑をかけました。
朝から補給以外はなにも食べていなかったので、駅のコンビニでおにぎりを購入。
本当はレース直後に食べるのが重要らしいのですが、忘れてました。
先に買っておけばバスの長蛇の列中で食べられたのに。ちょっと失敗です。
その夜は、興奮と膝の痛みでぜんぜん眠れませんでした。
だって念願のフルマラソンを完走したんです!
正直、今年は無理だと思ってました!
本当に自信がなくて、「今年は来年のための練習だと思って走ってくるよ」なんて周囲に言い始めて予防線を張るという超ダサいことをしたりもしてました。
でも25kmあたりから、絶対今年やるんだ!という思いを強烈に持ちました。
もう来年リベンジはしたくなかったからです!笑
興奮が冷めやらなすぎて、寝るのを諦め、この記事を書くことにしたのでした。
余談:まだ終わっていなかった、翌日からの悲劇
フルマラソンのあとはきっと動けないんだろうなと思い、3日ほど仕事を休暇を用意していました。
足が痛すぎて、右膝がまったく曲げられないし、足首も痛いし。
翌日、発熱しました。
フルマラソンを走ると全身の筋肉に損傷や炎症が起きるのは知っていました。
でも、いくらなんでも40度出るのはおかしいじゃん??
病床で調べたところ、オープンウィンドウ現象だとわかりました。
フルマラソン後は体のエネルギーが修復に向くため、免疫力が低下するという現象です。
つまりフルマラソン後は、風邪をひきやすくなるんだそうです。
上下を繰り返す40度をこえる熱、異常な喉の痛み、変化する症状。
よりにもよって、コロナにかかりました!!!
接客業という仕事柄、10日休む覚悟をし、お客さまに完走報告と同時に日程変更のお願いをするという、カッコ悪い結果となりました。本当に、私ってこういうところある…
不幸中の幸いだったのは、マラソンの補給の残りがあったこと。
塩タブレットやゼリー飲料。
そして、水分補給のボトルであるソフトフラスクがまさかの大活躍。
ランニング用のボトルは先端を噛み潰してボトルを押すという仕組み。
寝ながらでも飲めるんです!ライフハック!
マラソンを続けないならもう使いどきがないなと思っていたアイテムが、まさかのいきなり大活躍でした。
ちなみに治りはかつてないほど遅かったです。
こんなに熱が長引くことあるんだ、という辛さでした。
ただでさえフルマラソンで修復が必要な体ですからね。
回復が遅いのも納得です。
そして1週間後、熱から回復して歩き回れるようになったとき、まだ足首が痛いことが判明。
全然治ってないじゃん。
フルマラソンの怪我は治し方を誤ると一生物の怪我になるそうです。
完走の代償でかすぎる…
初心者でも8ヶ月でフルマラソンを完走できる。
ただしその後コロナになる。
せっかくのカッコいい大成功の挑戦でしたが、なんとも私らしいオチとなりました。
マラソンはやりたいことになりそうか?
本ブログは、熱中できるほどのやりたいことを見つけるために、少しでもやってみたいと思ったことに挑戦する、という目的で立ち上げました。
そして、8ヶ月本気で取り組んでみての結果発表です。
ランニングは、やりたいことにはなりませんでした!
8ヶ月、今まで逃げ続けてきた「走る」ということに取り組んでみました。
その間、残念ながら「走ることが楽しい」という感情は芽生えませんでした。
タイムが伸びる楽しさはありました。
でも、よく聞くランナーズハイという現象はよく分かりませんでした。
完走まで頑張れた理由は、「宣言したことをやり遂げたい!」その一心でした。
完走して、完全に満足しました!
ただ、得たものは本当に大きいです!
私は、人生で一度も継続した努力をできたことがありません。
受験勉強ですら、まったく勉強しなかったんです。
そのことをコンプレックスに思っていました。
今回の経験で、それは払拭されたかなと思います。
私だってやればできる!を初めて体現しました。
フルマラソンを完走できたなら○○もできる、という考えを持ちやすくなりました。
自分に自信がつきました。
そして私の人生の実績に「フルマラソンを完走したことがある」が加わりました!
「有言実行した人」という称号も獲得しました!
あんまり人からの評価で価値を得るのは良くないんですけどね。
でもこの挑戦のはじまりが、そもそも承認欲求だったもので(笑)
他人の評価ばかり気にするのはよくないですが、たまにはいいじゃないですか。
完走を果たした今、今後のレース参加は考えていません。
せっかく走れるようになったので、健康維持目的で続けようとは思ってます。
次はなにをやろうかな。
なんでもできるんだろうなと思います。
この挑戦のはじまりが、初めてジムに1ヶ月通い続けられたからでした。
「ジムに1ヶ月通う」なんていう小さな成功体験が、「8ヶ月でフルマラソン」という挑戦に進化しました。
そしてフルマラソンを完走して一番楽しみにしていたのが、「8ヶ月でフルマラソン」という成功体験をもとに、どんな挑戦をしようと思うのか、です。
今はまだ見つかっていませんが、自分の中の可能性が少し大きくなったので、そのうちまたやりたいことレーダーになにかが引っかかるまで探し続けようと思います!
フルマラソン挑戦で垣間見えた、新しい世界に、そこで出会えた人たちに心から感謝を!
おかげで人生がまた一歩豊かになりました!
心から誇りに思える経験でした!
本当にありがとうございました!!!
